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証拠検討:2

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次に、応接室において竹山財務事務官(特別国税調査官)が席を立った理由である。
彼が席を立ったのは、私の写真撮影を止めさせるためだったと言う。写真撮影を止めさせようとして場所を移動しただけであり、私を落ち着かせてから再度調査結果の説明をするつもりだったと言うのである。
その部分が供述されている下記検面調書を検討する。

①竹山財務事務官の検面調書
Bulogu_073

「自分が写真撮影を許容していないことを態度で示そうと考えて、ひとまずソファーから立ち上がり、河地の前を通って、その部屋の出入り口の方へに移動しました」
「私は、その時点では、とりあえず○○に写真撮影を止めさせ、○○を落ち着かせてから、再度調査内容の説明をするつもりでおり、単に写真撮影を止めさせようと思って場所を移動しただけであり、調査を打ち切ることなどは全く念頭にありませんでした」

②河地財務事務官の検面調書
Bulogu_074

「問 そのとき竹山は、○○に対して、説明を打ち切るという趣旨のことを言って退席しようとしたのではないか。   答 そのようなことはありませんでした。おそらく、竹山は、至近距離から自分の顔を撮影されるのを嫌って、○○から離れようとしただけだったと思います」

③私の検面調書
Bulogu_075

「私がやり取りをテープに録音しようとすると、今お話したとおり、そんなことでは説明できないなどと言って、ソファーから立ち上がりましたので、私はそのときの竹山さんと河地さんの様子を用意してきたカメラで2枚の写真に撮りました」

竹山財務事務官は、私の写真撮影を止めさせるために席を立って場所を移動しただけであり、私を落ち着かせてから再度調査結果の説明をするつもりだったと言っている。

しかし、写真撮影を止めさせるために、わざわざ席を立って場所を移動する者が、どこにいるだろうか。
「至近距離から自分の顔を撮影されるのを嫌って、、○○から離れようとしただけだったと思います」と河地財務事務官も言っているが、至近距離でも中遠距離でも撮影されるのは同じである。
自分の顔の撮影を嫌うのであれば、わざわざ席を立って場所を移動するのではなく、河地財務事務官が行ったように、書類かカバンで自分の顔を隠すという行動に出るはずである。

Bulogu_076

しかも、竹山財務事務官は、このときコートとカバンまで持って移動しているのである。
コートとカバンまで持って席を立ち移動するということは、調査結果の説明を放棄して帰ることを意味するのではないか。

Bulogu_077

「単に写真撮影を止めさせようと思って場所を移動しただけ」であり、私を「落ち着かせてから、再度調査内容の説明をするつもり」でおり、「調査を打ち切ることなどは全く念頭にありませんでした」と言うが、一時的に席を立つだけで、わざわざコートとカバンまで持って行かなければならない必要性など、どこにあるのか。

Bulogu_078

誰もが、うそを言っているとしか思わないだろう。

こんな子供だましのような屁理屈で、事件をもっともらしく作り上げようとするところに、国税、検察の知能の低さが窺えるが、実は、この程度のことさえ理解できない、あるいは理解しようとしない裁判官も多いという、動かしがたい現実があることもまた問題であった。

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