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証拠検討:9

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竹山財務事務官が、応接室から玄関の方へ立ち去った状況を検討する。
竹山、河地両財務事務官は、私が「つかつか」と接近して行ったから、「殴られる」と思い、半身の状態で防御体制を取りながら、後ずさりするように出て行ったと言っている。

この点につき、河地財務事務官の員面調書では、
「竹山さんはびっくりして怖くなったのかうろたえて、事務所の玄関の方へ素早く逃げていきました」
「その直後、○○さんはカメラを持って逃げる竹山さんの後を追い近づいて行ったのです」
となっており、私が詰め寄ったため、竹山財務事務官が、半身の状態で防御体制を取りながら、後ずさりして出て行った、という供述にはなっていない。

河地財務事務官の供述で、体を半身の状態にして後ずさりながら応接室から出て行ったという表現になるのは、検面調書においてである。
つまり、河地財務事務官は、竹山財務事務官が体を半身の状態にして後ずさりながら応接室から出て行ったということを、見たと言っているのである。

Bulogu_096

右の図は、河地財務事務官の員面調書に添付されていた、私の事務所の見取り図である。
河地財務事務官の座っていた左横(東側)には、ガラス書庫(本棚)があるのだが、この図にはそれが書かれていない。他人の事務所で始めて座った場所だから、はっきり覚えていなかったのだろう。

Bulogu_116

つまり、河地財務事務官は、現実には存在したガラス書庫(本棚)をないものとして、事件の状況を供述している。

このガラス書庫(本棚)が存在すると、河地財務事務官のいた場所からは、右の写真のように視界が狭く、ガラス書庫(本棚)とパーテーションの間から映るスチール製の書庫ぐらいしか見えない。

Bulogu_112_1

体を傾けて覗き込むようにしても、応接室と事務室との出入口付近は見えず、そこに設けられている、開けられた扉のドアノブが見える程度である。
河地財務事務官のいた場所からは、応接室から出て行こうとする竹山財務事務官の姿は見えず、体を半身の状態にして後ずさりながら応接室から出て行ったという場面を捉えることは不可能なのだ。

Bulogu_094

斜め向かいに座っていた私の席からでも、右の写真のように開いた扉のドアノブが見えるだけで、応接室の出入り口付近は見ることができない。出入り口付近が見えるようになるのは、私の座っていた右横(東側)の席まで移動しなければならない。

しかし、河地財務事務官は、次のように竹山財務事務官が応接室から出て行くまでは、一部始終を見ていたように供述している。
「カセットテープを自分に向かって投げつけられていた竹山には、○○が自分に向かって突進してきたのがとても怖かったらしく、慌てて○○から逃げるように、体を半身の状態にして後ずさりながら部屋の出入り口から外に逃げていきました」
「すると、○○は、竹山の後を追って部屋から出て行きました」
「私自身は、先ほどの位置に立ったまま呆気に取られてその様子を見ているばかりで、すぐには何もすることができませんでした」

Bulogu_115

このように、河地財務事務官は、見えないものを見たという前提で状況を供述しており、被害状況を再現した写真報告書や実況見分調書でも、そのように説明している。

現実離れした供述が一致しているということは、二人が口裏を合わせて事実を捏造したことを意味するのではないか。


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「免許証が以前の住所のまま→「免状不実記載」→「逮捕」」について これが事実なら、いくらなんでも行き過ぎですね。 住所変更をしていないのは、確かに違法ですが 10日間の拘留はおかしいですね。 全く神奈川県警というところは、ろくな所 ではないようです。 反戦運動を批判するなら、言論で打ち勝つ べきです。国家による弾圧を喜んでいる輩は はっきり言って根性無しですね。... [続きを読む]

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