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官僚の無責任体質2

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国税当局の私に対する犯罪行為。
①古賀税務職員の違法な税務調査の事実の隠蔽。
②違法な税務調査への抗議を潰すため、更なる違法な税務調査で報復。
③請願等の抗議を一切黙殺。
④名古屋中税務署の竹山孝財務事務官(特別国税調査官)が、つぼを破損して否認逃走。
⑤以上の事実を隠蔽し、その責任転嫁のため、虚偽の犯罪事実をでっち上げ、検察と結託して私を不当逮捕。

現在の官僚機構では、失敗や権力を利用した犯罪行為を行っても、高級官僚は一切責任を負わないという悪しき伝統が根付いており、その体質は戦前、戦後を通じて全く変わっていない。
官僚は政治家と違って目立つことがないので、不正が発覚しにくく、責任を追及されそうな場合は、巧妙に他の者に責任を転嫁して自分たちの責任を逃れるのが得意だということは、すでに述べたとおりである。

最近の事件を見ても、そうである。
バブル崩壊後の後始末の過程で、株や土地などの価格を、政府、大蔵省が人為的に本来の水準より高めに維持しようとした市場操作の失敗により発生した住専問題や銀行の不良債権処理問題。
債務不履行に陥った企業や個人を強制執行不正免脱罪等で強行に摘発し、銀行の責任者を背任罪等で厳しく摘発しながら、そのような状況をもたらした元凶たる大蔵官僚は、誰一人として責任を問われていない。
また、名古屋刑務所で受刑者が死亡した事件でも、トップの管理責任は何ら追及されることはなく、いつのまにか看守個人の犯罪行為にすりかえられている。

耐震強度偽装事件では、姉歯元一級建築士やヒューザーの小嶋社長らが個人の犯罪として裁判沙汰になっているだけである。
建築確認制度の不備により生じた行政の責任は、不問のままである。
構造計算書の偽造を見過ごして建築確認をした自治体の審査担当者らには過失がないなどとして何の処分もせず、統括責任者である国土交通省の役人も、誰一人として責任を負っていない。
確認審査に関しては、民間の指定確認検査機関であるイーホームズの社長個人を架空増資の容疑で別件逮捕しただけであった。

これが一般の民間会社の場合なら、どうであろう。
会社の社員が問題を起こして外部の者に損害を与えても、それは問題を起こした社員個人の問題であって、会社には何の責任もありませんという理屈が通るだろうか。
社員が問題を起こして第三者に損害を与えれば、まず会社が責任を負うべきであり、社員個人の責任など損害を受けた第三者にとっては、本来どうでもいい問題である。社員の責任は、会社内部の問題であって、対外的には、会社を代表する責任者が、全責任を負わなければならないのは当たり前のことである。

この理屈は、民間の組織でも、公の組織でも全く変わらないはずである。
市場操作の政策失敗により発生した問題は、その政策を決定し実行した官僚や政治家が責任を負わなければならない。
刑務所で受刑者が死亡すれば、刑務所の所長や、刑務所を管轄する法務省のキャリアが、まず管理責任を負うべきであろう。
耐震強度が偽装されて国民が損害を蒙ったのであれば、偽装を発見できなかった行政の審査体制や制度そのものの不備を放置した行政の怠慢が、厳しく問われなければならない。
建築確認制度がなく、役所が全く関与していない状態において、一般の国民が耐震偽装によって損害を受けた場合であれば、偽装した建築士らの問題かも知れないが、行政が介入し、その行政の制度を信頼して蒙った損害でも、行政は全く責任を問われないのでは、国民を愚弄するにもほどがある、といわねばなるまい。

と同時に、今まで役所をお上として盲目的に信頼し、従順に従ってきた我々国民にも大きな責任がある。
国がお上として国民を守ってくれた時代は、すでに終わったのだ。
これからは、官僚は失敗しても責任を取ろうとしない体質であり、決して信頼できる相手ではないということを肝に銘じて、行政や司法を厳しく監視していかなければならないのではないだろうか。

 

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コメント

TBありがとうございます。

無責任体質というより、やはり天下りに関わった「詐欺」に近いようで、天下り先と関係無い事や部署は、わりとちゃんとやってくれることもあるようです。

投稿: AM | 2006年10月15日 (日) 12時11分

コメントありがとうございます。

投稿: 管理人半兵衛 | 2006年10月15日 (日) 12時35分

TB ありがとうです。
過去ネタの関連する全てのページにもTBをどうぞ。
この国は、安保の傘の下で平和ボケしています。
メディアは日の丸の圧力にプレスされて居ます。
それでプレスと言うのでしょう。 ね。
多分・きっと。

投稿: 8338goo | 2006年10月19日 (木) 20時59分

コメントありがとうございます。

投稿: 管理人半兵衛 | 2006年10月20日 (金) 00時31分

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