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証人尋問:1(法廷での再会)

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平成16年7月7日に第2回の刑事裁判が開廷された。
第1回の公判時には、法廷の傍聴席が国税関係者で埋め尽くされたが、その後、弁護人を通じて抗議した関係からか、この日は、私が原告となっている民事事件の被告国側の訟務官ら数人が傍聴に来ているだけだった。
静かな法廷である。

この日は、証人尋問が行われた。
この日行われた証人尋問は、検察側の請求した証人のうち、名古屋中税務署の竹山孝財務事務官(特別国税調査官)と、河地隆雄財務事務官(特別国税調査官)の2名に対してであった。
主尋問と反対尋問をあわせて5時間に及ぶ尋問である。

証人尋問は、1人ずつ行った。
竹山財務事務官から証人尋問を行い、その間、河地財務事務官は別室で待機するという方式である。
竹山財務事務官の尋問内容を聞いて、証言をすり合わせることを防止するためであるが、効果的にはさほど期待できない。
二人は同じ職場で働く同僚である。この日のために、だいたいのことは事前に打合せをして、話を合わせるようにしてあるはずだからである。

彼らと顔を合わせるのは、実に半年ぶりだった。
最初に、法廷に現れた竹山財務事務官は、意識的に私を避けているようであった。
被告席に座っている私の前に来て、証言台の席に着席したが、その間、私の方を、一切見ようとはしなかった。うつむき加減でそわそわし、落ち着きのない様子であった。

しかし、尋問が始まれば、さすがに非情な税務官吏を30数年間務めあげただけのことはあった。
ふてぶてしい態度で平然と嘘をつく有様は、税務調査時に見せた態度そのままであった。

長時間に及ぶ尋問を、じっと座ったまま聞いているのは、かなり苦痛である。
そして、彼らの証言がどれほど虚偽に富んだ内容であっても、この場では一言も異論を述べれないところに、被告人という立場の辛さがあった。


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