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検察官の弾劾

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以上検討したとおり、竹山、河地両財務事務官(特別国税調査官)の調書は矛盾だらけで、虚偽の供述による作文の観が強い。
その矛盾だらけの作文に、更にこっけいな味付けをしているのが、取調べを担当した小池光夫検事である。

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「このとき、本職は、供述人に対し、平成16年1月30日付け司法警察員関山勇治作成に係る写真撮影報告書添付の写真14葉を示し、その写しを本調書末尾に添付した」
「今見せてもらった写真は、本日お話した被害状況を中警察署の署内の部屋で再現して警察官に撮ってもらったものであり、○○が竹山に向かってカセットテープを投げつけた状況や私がそれを目撃した状況はこの写真に写っているとおりで間違いありません」
と、河地財務事務官(特別国税調査官)の検面調書に記載してある。

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同様に、竹山財務事務官(特別国税調査官)の検面調書にも、下記のとおり記載してある。
「このとき、本職は、供述人に対し、平成16年1月30日付け司法警察員関山勇治作成に係る写真撮影報告書添付の写真14葉を示し、その写しを本調書末尾に添付した」
「今見せてもらった写真は、私と河地が○○事務所の応接室に入ってから私が部屋を逃げ出すまでの状況を中警察署の署内の部屋で再現して警察官に撮ってもらったものであり、私が○○にカセットテープを投げつけられた状況などはこの写真に写っているとおりで間違いありません」

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しかし、この写真撮影報告書は、その後に作成した実況見分調書と比べると、竹山、河地両財務事務官の検面調書の供述と異なっている点が多い。
まず応接室で写真撮影した状況が、極めて不正確である。

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投げつけられたカセットテープの破片の散らばった状況も、竹山財務事務官(特別国税調査官)の体の左後方(右の写真の右側の実況見分調書)ではなく、前方に散らばっている(右の写真の左側)。


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また、竹山財務事務官が応接室から出て行く状況の一部始終を、河地財務事務官が目撃していたかのような写真になっているが、これもすでに述べたように、河地財務事務官のいた東横にガラス書庫(本棚)があるため、全く見えないものを見えたとする前提で創作した写真とわかってしまう代物である。

検察官は、これらの検面調書を作成した時点では、事件の現場となった私の事務所を見ていなかっただろうから、ガラス書庫(本棚)の存在による河地財務事務官らの虚偽の供述に気づかなかったとしても、無理はない。

しかし、応接室で私が写真撮影した状況は、逮捕時に弁護人から検察庁に提出していた証拠写真と、私の供述で、ことの真相はわかるはずである。
また、投げつけられたカセットテープの破片の散らばった状況についても、竹山財務事務官の体の左後方で散らばっていた、と本人が言っているにもかかわらず、前方に散らばった状況になっている写真撮影報告書を添付しているのだ。

竹山、河地両財務事務官の供述調書を取りながら、その供述と異なる写真撮影報告書をわざわざ添付するとは、何という無神経さであろう。
被害者や目撃者の検面調書をもっともらしく仕上げるつもりなら、書面上から虚偽の供述が発覚するような不手際だけは避けねばなるない。
添付するなら、再度被害状況を再現して彼らの供述に、より合致する実況見分調書を、少なくとも添付すべきではなかったか。
その程度のこともわからないほど、担当の検察官は知能のレベルが低いのだろうか。
通常の知能と判断力を持っていれば、私の供述と、竹山、河地両財務事務官の供述とで、どちらが嘘をついているかわかるはずだ。

検察官の低レベルな知能の問題でなければ、事件の真相を知った上でも、なお起訴しなければならないという、確固たる目的があったからに違いない。
当該検面調書の作成時は、私の勾留期限が迫っていて、時間的にあせっていたはずである。事件を構成したとされるカセツトテープがどのようなものかわからないまま起訴し、起訴後に警察官に命じてそのテープの種類や大きさを調べさせた事実からしても、知能の問題というよりは、切羽詰った時間的な事情によると考えたほうが自然だろう。
だからこそ、そのようなお粗末なミスを見逃したのかもしれない。

だが、担当検察官の知能が低いだけであれば、その検察官を処分すれば済む問題であるが、まともな知能を持ち合わせていながら不起訴事件を起訴するような検察官は、よりたちが悪いといわねばならない。権力を背景にした確信犯だけに、通常の方法では弾劾できないからである。

検察が公訴権を独占している以上、このような検察官は、国民が一体となった人民裁判で、厳しく裁くしかないだろう。

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コメント

TB有難うございました。。。

公権力の横暴は正されなければいけませんね。。。

私は正義を信じたいと思います。。。

投稿: は~とnoエース | 2006年11月 8日 (水) 08時34分

コメントありがとうございます。
検察に正義がなければ、国は滅びます。
我々国民は、公権力の横暴を厳しく監視しなければならないと思います。

投稿: 管理人 | 2006年11月 8日 (水) 10時26分

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