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不可解な人事異動

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平成16年7月7日の第2回の刑事裁判の終了後、不可解な人事異動が明らかとなった。
国税職員に関して、である。

国税局・税務署は、例年7月始めに定期人事異動が行われている。
今回の人事異動で明らかになったのは、本事件に何らかの形で関わった職員が、いずれも退官か、左遷されていたことである。

まず、寺沢辰麿国税庁長官と名古屋中税務署の南博昭署長は退官した。竹田正樹名古屋国税局長は国税庁の課税部に左遷されている。
竹山孝財務事務官(特別国税調査官)の直属の上司である名古屋中税務署の梨田副署長は、津税務署の特別国税調査官に降格し、同辰巳総務課長も名古屋国税局の個人課税課に更迭されている。

寺沢辰麿国税庁長官と名古屋中税務署の南博昭署長の退官理由は、定年によるものか、それとも自発的な退職か定かではない。
だが、税務職員の不正による責任の追及を、直接求めた相手がこの二人である。単なる偶然とは思われなかった。

竹田正樹名古屋国税局長についても、管内の税務署を統括する国税局の最高責任者で、本事件に関しては、私からの抗議の請願書を直接2回受け取っていながら、何ら対応を取らなかった経緯がある。
本庁である国税庁への異動ではあるものの、国税局長から課税部では目に見える降格人事であった。

また、竹山財務事務官の直属の上司である梨田副署長は、津税務署の特別国税調査官に更迭されているが、名古屋中税務署は名古屋国税局管内では、トップに位置する税務署であり、中税務署の副署長といえば、津税務署では署長に匹敵するポストである。
津税務署の副署長でも、名古屋中税務署にくれば、特別国税調査官が関の山である。これも、ひどい降格人事であった。

本事件の直接の当事者である竹山、河地両財務事務官は、今回の異動では変更はなかったが、彼らもその後、刈谷や岡崎税務署、岐阜北分室というように、はるか格下の税務署への降格ポストで左遷されている。

これらの事実は、何を物語るのか。
国税や検察のいうように、私が所得漏れによる追徴課税を免れるために公務執行妨害事件を起こしたのであれば、関係者は栄転してしかるべきではないか。
暴力を振るう悪徳な脱税者にもひるまず対応し、留置場にぶち込んで動きの取れない状況に追い込んだ上で、更正処分の通知を留守になった私の事務所へ送りつけてくるなどという芸当は、やる気のない給料泥棒では、とてもできるものではない。
税務職員のかがみであり、表彰ものの働きである。

それが、表彰どころか降格である。
もともと、竹山、河地両財務事務官のいうような妨害事件はなかったということを、上司や上級官僚は知っていたのであろう。知っていながら、自分たちの責任逃れのため、今回の事件をでっち上げたというのが真相であるからこそ、このような人事異動を行ったのではないか。

逮捕して接見禁止で締め上げれば、容易に自白すると見ていたのだ。個人で事務所を構えて生計を立てる者が、否認を貫いて長い勾留生活の道を選ぶことなどありえない。

ところが、予期に反して全面否認のまま保釈され、第一回の公判でも、全面対決の姿勢を示してきた。
(これは、やばいぞ)
と、思ったに違いない。
その裁判を傍聴し、私が無罪になったときのための布石として、今回のような人事異動が行われたのではないだろうか。

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