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刑事裁判の有罪率99.9%:その1

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現在上映中の注目映画、『それでもボクはやってない』の周防正行監督のインタビューが公開されている。
監督がなぜ刑事裁判をテーマにしたこの映画を作ろうと思ったのか?
以下。


ありのままの現実を伝えたい!「使命感」で初めて撮った映画

「東京地裁で痴漢事件の被告人として有罪判決を受けた矢田部孝司さんが、2002年に東京高裁で逆転無罪を勝ち取ったという記事を新聞で読んだのがきっかけです。
その記事のなかで、刑事裁判の有罪率が99.9%とか、無罪を勝ち取るためには、被告人が無実の証明をしなきゃいけないということも書かれていて、なにかしら心に引っかかったのですが、そのときは単純に感動的な話だと思い、関心を持ちました。

でも、実際にご本人に会って話を聞いたり、いろいろと調べていくうちに刑事裁判そのものについての疑問が湧いてきたんです。知れば知るほど、日本の裁判制度に憤りを感じました。
というのも、『疑わしきは罰せず』という原則のもとに裁判は行われていると思ったのに、その考えが見事に裏切られてしまったから。『無実であっても、無罪になるとは限らない』という不条理に対する悔しさや憤り、そして日本の刑事裁判の問題点をなんとしても多くの人に知ってもらいたいと思ったんです。
それから、取材で出会った弁護士さんに紹介してもらって、無罪を争う裁判を20件、3年半で200回くらい傍聴しました。

この映画は、私が初めて『使命感』を感じて作った映画です。まるで高校生のような青臭い正義感で、社会に訴えたいと思ったんですよね。
今回の作品は痴漢事件を取り上げていますが、この問題は男性だけに限ったことではありません。女性は痴漢の被害者の立場として、また、自分の大切な人が痴漢の犯罪者として訴えられるかもしれない立場として……という2つの視点で映画を観ることができるんです。冤罪事件は決して他人事じゃありません」

上記周防監督のインタビューで、刑事裁判の有罪率が99.9%という数字が出ている。

「有罪率99%」は謎か異常か?というタイトルで元検弁護士氏が意見を述べておられたので、それについて私も私見を述べたい。

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