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志布志事件 12被告全員に無罪判決

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無罪判決ニュース。

03年の鹿児島県議会議員選挙をめぐる選挙違反事件、いわゆる「志布志事件」の判決公判が23日、鹿児島地裁で行われ、被告全員に無罪判決が言い渡された。事件では小さな集落の住民ら13人が逮捕・起訴されたが、全員が無罪を主張した。物的証拠は一切ない中で、自白の強要など違法な捜査が行われた疑いも浮上し、判決が注目されていた。

無罪判決を受けたのは、元県議・中山信一被告ら12人。この事件は、03年の鹿児島県議会議員選挙に絡み、初当選した中山被告が志布志市の山あいの集落に有権者を集めて4回の買収会合を開き、191万円の受け渡しをしたとされたもの。主な争点は、捜査段階で自白した6人の供述の信用性と、事件の中心人物とされた中山被告のアリバイだった。

23日の判決公判で、鹿児島地裁・谷敏行裁判長は「自白した6人の供述は事実と異なり、内容的にも不自然で不合理」と指摘した。また、中山被告のアリバイについても「客観的な証拠に基づき、信用性が高い」として、被告12人全員に無罪判決を言い渡した。          2007.2.23

「四回の買収会合は開かれておらず、現金の授受は一切なく、事件は県警と検察のでっち上げだ」と主張していた弁護側に対し、検察側は「取り調べに当たった警察官らを証人に立て、自白は自発的だったと主張。論告でも自白は具体的かつ詳細などとして、信用性が高いことを強調」していたという。

警察官のように、取調べに当たった当局側の人間を証人に立てるような事件は、まず冤罪とみてよい。
裁判所は、被告人の親族を目撃者として証人に立てても、その証言の信用性を認めないが、同じ身内でも立証する当局側の証人の場合は、その証言の信用性を容易に認めてしまう。

その裁判所が、検察側の証人の証言の信用性を認めなかったのだから、よほどひどい捜査だったのだろう。 

「事件をめぐっては、中山被告の親族で別の買収容疑で逮捕された後、不起訴処分になった川畑幸夫さん(61)が損害賠償を求めた訴訟で、鹿児島地裁は一月、県警警部補が川畑さんの足をつかんで家族の名前を書いた紙を踏ませるなど暴力的な言動で自白を迫った違法性を認定し、県に六十万円の支払いを命じた。
県は控訴せず、判決が確定。県警は二十一日、この警部補を減給処分にした。ほかにも男女八人がうその自白を強要されたと提訴し、審理中」
だという。

有力な物証もなく、「自白偏重」で押し切った不当な捜査による冤罪が、またひとつ明るみに出た。
違法な取調べを行った警部補を減給処分にするだけでなく、ウソを塗り固めて被告人の人権を踏みにじった検事らも、厳しく処分すべきだろう。

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コメント

ももたろう
鹿児島・公選挙法違反12被告全員
に無罪の記事書を書きました
良かったら見に来てください。
http://momotarouhy.jugem.jp/

投稿: ももたろう | 2007年2月24日 (土) 14時26分

まだ黒幕を炙り出しておりません。その黒幕の大物県議は4月の選挙にも恥を知らず出て来ます。彼が選挙違反をしても県警は見ないふり。全てのシナリオは彼から始まりました。鹿児島は暗黒の
世界が支配しております。https://www.pref.kagoshima.jp/gikai/giin/profile/hosen_g51.html

投稿: 黒幕を炙り出せ! | 2007年3月10日 (土) 09時30分

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